Yashicaの思い出




初めて自分で購入したカメラが、Yashica FX-3だった。
ボディー、レンズ(50/2.0)ケース込みで4万円強であったと記憶している。購入したのはコイデカメラで、KOIDEブランドのスカイライトフィルターをサービスしてもらった。

このカメラを選んだ理由としては、一眼レフ5大メーカーの製品は、高額で手が出なかったためと、月間カメラマン誌上でのPR記事(高校生くらいのアマチュアが、FX-3を使用して写真入門するような内容)、そしてなんと言っても数年前に発売され、カタログで脳裏に刷り込まれていた「いつかはZeiss」という夢があったからである。
(しかし、Carl Zeiss レンズを手に入れる前に、写真趣味は遠のいてしまったため、このボディーがZeissと出会うには20年以上の歳月が必要であった。)

手に入れた当初は、とてもうれしく、色々と撮影した。
特に今でもはっきり記憶しているのは、当時つきあっていた彼女のポートレートで、モノクロフィルムをダークレスで現像し、学校の暗室でキャビネ版に焼きつけた1枚である。
その写真はとっくに手元にないのに、どのような画であったかは、鮮明に記憶している。
同じような記憶は他にもあり、20数年前に訪れた錦帯橋で撮影した写真もどのような構図で、誰を写したか憶えている。

上手に撮れた写真は、その後何度も見直すためか、撮影時の記憶以上に、写真を憶えているようである。


長年活躍した(仕舞い込まれていた期間も長いが)FX-3も取説のみ残して、今は手元にない。
ぼろぼろになった外皮を牛革に張り替え、思い出として手元に置こうかとも考えたが、精神的に身軽になりたい気がして、手放してしまった。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

自分自身でコメント(^^;)

久しぶりに彼女と再会した。実に22年振りだろうか?
それで、お気に入りの写真のネガを発掘してスキャン。彼女にメールで送ってあげた。
30年前の自分を撮影した写真を初めて見た彼女は、とても喜んでいた。
プロフィール

KITA

  • Author:KITA
  • 色々と、興味の対象が移り変わっておりますが、結局また元の趣味に戻っていくのかな?
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
ブログ内検索
RSSフィード
リンク